は〜い!お茶大好きのオヤジ、カタやんで〜す。「とよのマル秘情報ファイル」No.1は、豊能障害者労働センター(以下、とよの労セン)おススメの『ゆっくりと茶』を紹介するよ。紹介とは言ってもほめるばかりじゃないんだ、いいことも悪いことも全部ぶちまけてやる〜っ!


『えっ、あんたはいったい何者か』って?…カタやんは、週に数日とよの労センでアルバイトしている老いぼれフリーターで〜す。専従スタッフのF君が、初めて会ったその日からワシのことをカタさん、カタさんと呼ぶので、カタやんと名のることにした。カタは堅苦しいのカタかもしれぬし、アルバイトゆえ肩身の狭さがF君にそう呼ばせたのかもしれぬ。が、ひょっとするとFのヤツ、ワシの名まえを間違えているだけじゃないのか?ケッ、ナメやがって…まっ、いいか。


というわけで、ワシはフリーターのカタやん。好奇心旺盛、好きになったらとことん愛し抜く。お茶もそのひとつ。15年間で買ったポット・急須の類は20個以上、一日に飲むお茶・コーヒー、冬なら2リットル。夏場は4リットルを軽く越えるお茶依存症よ。昭和生まれのカタぶつが、吠えてかみつく負け犬遠吠え大合戦、記念すべきNo.1は、番茶にまつわるマル秘な話、さっそくスタート!
とよの労センで一年中コンスタントに売れている一番人気のお茶は、な〜んだ?


たぶん「春の番茶」かな。その理由は、ワシが大好きなお茶だから、ガハハハハ…。昔からよく言うだろう、「鬼も十八、番茶も出花」。醜いもののたとえである鬼も、年頃になりゃ美しくなる。番茶もいれたては良い香りがするということわざで、人は誰も大人の階段を前に、その人本来の魅力を発揮するんだという青春の真理を説いた名言さ。胸の奥底にジーンときて、涙がちょちょ切れるだろう。ああ、番茶の香りがワシを誘う。あの頃ワシも若かった。男前で髪の毛ふさふさ、筋骨隆々。運動会では常に先頭走るヒーローやった。ぐふふっ。嘘だよ…


真夏の日差しをたっぷり受けたくましく育った茶葉でつくる番茶は、まさにワシの青春そのもの。「煎茶」みたいなエリートでもなし、「耕心茶」のような文化勲章功労者とも縁がない。しょせんワシは番茶だから、トホホな番茶だから…が、しかし、「春の番茶」は違うんだ。新茶を摘んだあとの二番茶葉を、翌年春まであえて収穫せず、風雨にさらしてひと冬を、越して摘み取りお茶になる。その味わい深さはこの上なし。甘さとホロ渋さが胸の奥の方でとけ合った「春の番茶」は、ワシにとって…まさしく、「青春の番茶」なのであります。

 

180g 760円(税込み・送料別)

今年、春より販売しております、クリマバッグの

メイキングビデオ(東北取材版)ができました!

 

バッグのボタン作りをしている

福島県の『須賀川B型事業所ネットワーク』と

バッグの縫製を担当している

宮城県の『アトリエうっ布2(うっふっふ)』

を訪ねました。

 

 

その名は、“クリマバッグ”

ある日ある時、クリマバッグをめぐる販売員とお客さんの会話。

 

販売員:「毎度!今度の新商品は『クリマバッグ』言いますねん。」

 

お客さん:「クリマ?はいはい、コーヒーに入れるアレね。」

 

販売員:「ちゃいます、ちゃいます。それはクリーム…これはクリマです!」

 

お客さん:「ああ、串焼きのおいしいアレ?」

 

販売員:「それはネギマや!」

 

お客さん:「…」

 

販売員:「お客さん、何だまってはるんです?」

 

お客さん:「ちょっとタンマ、休ませて。」

 

販売員:「あのね、ここだけの話ですけどね、クリマいうのはスワヒリ語らしいんです。」

 

お客さん:「スワヒリ語!」

 

販売員:

「スワヒリ語はアフリカのことばで、

日本語の耕す!という意味なんやそうです。

ちなみにスワヒリ語の『ジャンボ!』は、こんにちは!です。

ジャンボ!ジャンボ!」

 

お客さん「ジャンボねえ…」

 

販売員:

「クリマの話に戻しましょう。なんとこのクリマという名まえは、

バッグを製作している豊能障害者労働センターの今年のテーマ

『つながれ心の天然色〜いのちを耕す人のかたち〜』の

耕す」からつけたそうですよ。クリマとは、耕すだったんですねえ。」

 

お客さん:「それで?」

 

販売員:「それだけです。」

 

お客さん:「…」

 

販売員:「おひとついかが?」

 

お客さん:

「買ってあげたいのはやまやまなんだけど、

昨日、豊能障害者労働センターの通販でバッグを買ったとこなのよ。

これなんだけど、どう、似合う?」

 

販売員:「わお!これクリマバッグやないですか!」

 

お客さん:「クリマ?コーヒーに入れるアレ?」

 

販売員:「何でやねん!」

 

ご注意。クリマバッグは、一般の商店、通信販売では、販売しておりません。

お求めは、豊能障害者労働センターまで。(5月上旬からの販売になります。)

 

 

アフリカ・ケニアから直輸入の布、《カンガ》に《キテンゲ》

            と

東日本大震災の被災地、福島県で作られた《手づくり木製ボタン》

            が  

箕面でつながります!!

 

     

 

今年2月、豊能障害者労働センターは、ケニアからの航空便で

170枚のカンガ、40枚のキテンゲを仕入れました。

この布でバッグを作ります。

 

福島・須賀川、宮城・石巻、大阪・箕面、ケニア・ナイロビ、

 

たくさんの人々と布が織りなす2017年のかたち…

 

 

初回のバッグ製作は、限定500個。売り切れ次第販売は終了!

 

“ボタンがつなぐ人と布プロジェクト”発!

“オリジナル布バッグ”近日大発売!

この機会にぜひ、アフリカの風を感じてください。

毎日の生活の中で、安心して飲み続け、心も体も癒される
無農薬・自然栽培の「ゆっくりと茶リレーエッセイ」を連載しています。

 


 

ぼくは、福祉の現場を取材してテレビで放送するという仕事を一五年間続けてきた。

 

二〇一三年、春、その番組が、突然打ち切られ、障害者の声を届けるというぼくのライフワークは失われた。

その時、はじめて気づいたことがある。〈過去に取材した町々の福祉事情は多少知ってはいても、自分が暮らす町、箕面市のことは、なにも知らないぼく自身の浅薄さ〉。ぼくは、箕面市の障害者福祉の今を知るべきだと思った。

 

さっそく、市内の事業所をインターネットで調べ、ぼくが向かったのは、「ゆっくり」という雑貨の店だった。いきなり訪ねたぼくを、怪訝そうな顔で出迎えたのが職員の北川恭子さん。北川さんとの出会いがきっかけで、ぼくは、その年の秋、「ゆっくり」の運営母体である豊能障害者労働センターの活動を取材し自費で番組を制作、テレビ放送することになる。

 

二〇一五年一二月。テレビの放映から二年が過ぎていた。

 

「お茶をつくっているところを一緒に見に行きません?」。突然の電話だった。相手は北川さん。お茶って…それ何のこと?ぼくは、事情がよく飲み込めないままとりあえず誘いを受ける。「日程が決まったらまた連絡しますね〜」、それだけ言うと北川さんは、そそくさと電話を切ってしまう。一本の電話が、ぼくを特別なお茶の世界に誘おうとしていた。

 

労働センターでは、リサイクル品や介護用品、さまざまな雑貨を販売している。商品のひとつに奈良の大和高原で作られているお茶もある。今回、見学に行くお茶というのは、労働センターでは「耕心茶」のなまえで販売されている特別のお茶らしい。

 

年が明けて、再び北川さんからの電話。「見学の日が決まりました。二月一〇日。午前一〇時出発で〜す、遅れないようにしてくださいね。私は仕事があるので行けませんけど、よろしく〜」。えっ!と思う。労働センターの方々の研修に、部外者のぼくがひとりぼっちでついて行く。ちょっと心細い…。

 

二〇一六年二月一〇日。奈良市の東、旧都祁(つげ)村(現奈良市針町あたり)の健一自然農園にぼくはいた。農園と言ってもあたり一面、山ばかり。二月の大和高原はかさかさと乾いた感じで、緑まぶしい茶畑のイメージはない。山の斜面一帯が三〜四メートルほどの木立におおわれ、冬特有の色あせた木の葉が繁っていた。

 

「これが三年番茶(の茶木)です。」丸くて大きな目が印象的な、代表の伊川健一さんが、刈り取りも終盤にさしかかった畑に案内してくれる。高原の頂上では、茶摘みとはほど遠い、豪快な茶木の伐採が繰り広げられていた。

 

しかし、このときはまだ、「三年番茶」というお茶がどういうものなのか、ぼくはよくわかっていなかった。もちろん労働センターから送られてきた資料には目を通していたし、試飲用に頂いたお茶も一通り飲んではいた。けれどもそれは、まったくうわべだけの理解にすぎなかったし、このお茶の貴さにも気づいていなかった。

 

労働センターが販売する「耕心茶」。実は、健一自然農園の「三年番茶」を独自に袋詰めしたものだ。そのお茶作りについて断片的に語られる伊川さんの言葉、たとえば、「耕作放棄地」とか、「無農薬」で「肥料もやらない」、「三年間」、「鹿児島で実際に…」などという言葉からは、なにやらとてつもないお茶がここで作られているらしい…そんな迫力が伝わってきた。

 

ぼくは、帰宅後、「三年番茶」のことを詳しく調べてみた。「三年番茶」とは…

【一】マクロビオティック(長寿術)の伝説的なお茶らしい。唐の時代に伝わったとされ、薬、とくに解毒薬として使用されていたという記録があるという。

【二】畑で三年以上成長させた茶木を冬場に根元から刈り取り、幹と枝、そして茶葉、それぞれを薪火で焙煎する。マクロビオティックの提唱者、桜沢如一氏の考え方だという。

【三】桜沢氏の依頼で、最初に「三年番茶」の生産を行ったのは、佐賀県の生産者、熊谷綱次郎さん。熊谷さんのあとを受け継いだのが、鹿児島県の川上寛継さんご夫妻。「健一自然農園」の伊川さんは、茶作りを直接、鹿児島で視察し、「三年番茶」の生産法の肝を直感的に吸収されたとのこと。

 

このお茶は、茶木の生育に適した自然環境や、化学肥料・有害物質の影響を受けない健全な耕作地を確保するなど、いくつかの条件を満たした場所でしか作ることのできない特別なお茶だった。それが今、九州から奈良。奈良から箕面へつながっている。労働センターの「耕心茶」として多くの人々の心と体へ届いている。

 

ぼくは、毎日このお茶を飲む。水色は、うっすら淡いあめ色。味は、じゅうぶんに焙煎しているため香ばしい。薪火による焙煎は、とても珍しく贅沢なお茶。個人の感想としては、腸の調子が良くなった。お腹が快適だから、からだ全体も快調に感じられてくる。無農薬で肥料もなし。三年間、大自然の恵みだけで育った茶木の力強さがとけ出した特別のお茶。さまざまな人々の思いが詰まった箕面の「耕心茶」は、心をつなぎ、命をつなぐかけがえのないお茶だと、ぼくは思う。

 

高柳 保男

 

高柳 保男 プロフィール

1958 年生まれ。58 歳。箕面市在住。
石川県金沢市出身。フリーランスライター、放送作家。
1998 年〜 2013 年、KBS 京都で福祉番組「ふれ愛さんか」を制作。
2013 年、自費で「豊能障害者労働センター」を紹介するテレビ番組を制作、放送する。
現在もテレビや雑誌の取材を行っている。

 


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