は〜い!カラオケ大好きフリーターのカタやんで〜す。「とよのマル秘情報ファイル」、気がつけばはや第6回。今日も元気に豊能障害者労働センター(以下、とよの労セン)の素顔をあばいていくぜ!


 さて今回は、箕面市坊島にあるリサイクルショップ「ぶらぼう」の巻。そもそもブラボー!というフレーズは、コンサートなどで歌や演奏が終わった時に発する大音声、ブラヴォォォォーじゃ。イタリア語でBRAVO(ブラボー)。日本語ならさしずめ、「お見事っ!」とか、「いよっ日本一!」、「松島家!」など、喝采のかけ声みたいなもんじゃろう。

 おお、そうじゃ。「喝采」といえば、誰もが知っている昭和の名曲、1972年日本レコード大賞受賞曲、「喝采」を避けては通れぬ。

 ♪いつものように幕が開き、恋の歌うたうわたしに

  届いた手紙は、黒い縁取りがありましたあああああ〜

 うおー、涙ちょちょ切れ、名曲じゃ。拍手喝采、大喝采!ちあきなおみ様の「喝采」は、ワシのハートをわしづかみ。おお、ワンダフル!すばらしい!!感動したぁ〜!!!ブ、ブ、ブ、ブラヴォォオーーーーッ!!!とまあ、こんな時に叫ぶのがブラボーじゃ。

 この喝采のかけ声を敢えてひらがな表記の「ぶらぼう」として、箕面市を東西に結ぶ交通の要衝、坊島に店を出したのは2002年。誰もが気軽に立ち寄ることができ、坊島地域の活性化をも狙ったフラッグショップ。「ぶらりぼうのしま」なるキャッチフレーズも功を奏し、店の前には箕面のセレブたちも高級車を横付けする人気店。まさに坊島のランドマーク、それがリサイクルショップ「ぶらぼう」じゃった。さらに驚愕の事実が判明した。なんとセレブたちのお目当ては、箕面のヨンさまじゃと言われておったらしい。ヨンさまといえば、あの「冬のソナタ」のチュンさんやぞ。チョン・ユジンさんの恋人役のイケメンじゃ。

 というわけで、さっそく真偽を確かめるべく、ワシは「ぶらぼう」の潜入取材を行った。「ぶらぼう」でワシを出迎えたのが店長のI君。

「いつもすみません。」I君は言った。ワシは、とよの労センでは一介のアルバイトに過ぎぬ。ところがI君は、そんなワシに対しても腰が低い。丁寧で一途な男性じゃ。やせ形、くるりとした目、きまじめにして謙虚。傲慢なワシですら思わず腰を折ってしまう人徳と人並みはずれた謙虚さが、I君にはある。

 さっそくワシは、I君に聞いた。「Iさん、『ぶらぼう』の特長はなんでっしゃろ?」

「そうですねえ…昔からいろんな和服を販売していることじゃないでしょうか。」

「ほう…」と興味深くうなずくワシじゃが、真の目的はそこではない。「ところで、Iさん。この店に箕面のヨンさまがいたという話、知っとるけ。」

「箕面のヨンさまですね、はいはい…」衝撃発言じゃった。本当に箕面のヨンさまはいるらしい。驚きのあまり絶句するワシ。

「以前、カラーチラシの撮影でマフラーを巻いたことがあるんですが、あまりに決まりすぎて自分でも驚きました。ヨンさまそっくりでした。」

「????」ひょっとして、ヨンさまというのはI君自身?なんとウワサの出どころはご本人かえ?え、え、え、え。I君の自画自賛ぶりはお見事っ!というほかに言葉が見つからない。もし、別の言葉があるとしたら、ブ、ブ、ブラヴォォオーーーーッ!じゃろうよ。

      ぶらぼう 箕面市坊島3丁目21-5 ☎072-720-7739

は〜い!お茶大好きフリーターのカタやんで〜す。「とよのマル秘情報ファイル」も、あれよあれよの第5回。今日も元気に豊能障害者労働センター(以下、とよの労セン)の素顔をあばいていくぜ!


さて今回は、お待たせしました久々お茶の話。

お茶と言えば、その起源は今からざっと5000年前。紀元前2700年頃にさかのぼる。中国の神話時代、お茶は薬として飲まれておったそうな。5000年という壮大なスケール、時の重みこそが、奥深きお茶の味わいそのものじゃろう。

とはいうものの、数あるお茶の中でワシが生涯忘れられないお茶はただひとつ。幼少のみぎり、毎日、オカンが、ヤカンいっぱい作ってくれたほうじ茶こそが、我が愛しのお茶じゃ。“ミルキーがママの味”なら、さしずめほうじ茶は、オカンの味。こいつを出されたらワシの涙腺はもうアカン。

 

 茶経 全訳注 (講談社学術文庫) 

中国唐代、「茶聖」陸羽によって著された世界最古の茶書『茶経』を、豊富な図版とともにやさしく読み解いた現代人の必読書。

 

さて、このほうじ茶、番茶の茶葉を160℃〜180℃で5分〜10分間、焙じて作るが、科学的には、番茶に含まれるアミノ酸と糖分のふたつの成分が熱に反応し、香ばしい匂いが生まれるという。加熱することで苦味や渋味が薄れ、ほうじ茶ならではの香りがグッと引き立つ。さらにこのほうじ茶には、長き歴史と伝統を誇る多くのお茶とは一線を画す重大なる秘密があったのじゃ。


時は昭和4年ごろ、昭和恐慌と呼ばれた大不況時代のことじゃった。当時、高級な飲み物であったお茶は、不況のため売れゆきが激減、茶商の倉庫は在庫の山となった。困り果てた京都の茶商が、茶葉を大学の研究室に持ち込み、茶の再生を依頼したという。


ところが、ひとりの助手が、湿っけていた茶葉を鍋で乾燥させようとしたところ、うっかり鍋の中で煙が出るまで焦がしてしまったから、研究室は上を下への大騒ぎ。
「こりゃ、もう飲み物にはならんで…」と思いつつお湯を注いでみたら摩訶不思議、芳ばしい香りあたりに立ちこめさっぱりした口当たりも好評じゃった。まさにひょうたんから駒で、ほうじ茶は生まれたそうじゃ。

 


なんと100年に満たぬ歴史のほうじ茶と、5000年の伝統を誇る銘茶。あたかも1歳の赤児が50歳のおやじにケンカを挑むようなもんじゃ。ところが、ほうじ茶は、瞬く間に衰退する茶業界を席巻した。あたかもキャンディーズやピンクレディが国民のハートをわしづかみにしたように、茶界のスーパーアイドル、HOGは誕生した。人気の秘密は、青臭くない斬新な香り!アイドルは常にスカッとさわやかでなければならない。しかもほうじ茶はノンカロリー。カフェイン・タンニンなどの苦みや渋み成分も少なく、幼な子から高齢者まで、幅広いファン層の獲得に成功した。

とりわけ、とよの労センが販売する「ゆっくりとほうじ茶」は、農薬の心配もなくがぶがぶ飲める。この安心感はなにものにも代え難い。

茶界のアイドル、ほうじ茶は、激動の昭和を生きる人々の心をとりこにした。キョンキョンにも匹敵する、♪なんてったってア〜イド〜〜〜ル。なんてったってHOG(ホ〜ジィ)、イェイ!

ということで、キャンディーズやピンクレディ、さらにはキョンキョンにも匹敵するほうじ茶は、日本茶界初のアイドルだったということにガッテンしていただけましたでしょうか。ガッテン!ガッテン!ガッテン!

 

  180g 760円(税込み・送料別)

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