ブログ カタやんのとよのマル秘情報ファイル No.10

「耕心茶を語る」(前編)

 

 今年最初の「とよのマル秘情報ファイル」は、新しき年の始まりにふさわしく、この言葉から始めさせていただこう。「あけましておめでとう。」「ハッピー・ニュー・イヤー!」「フローレス・ノイエス・ヤール!」「ヘリ・ザ・ムワカ・ムピャ!」「ボナネ!」…
 名も無きアルバイトに過ぎぬワシが、「豊能障害者労働センター」(以下、とよの労セン)で3回目の正月を迎えることができたことは、ひとえにワシの人徳によるものじゃろう。その実つい、ああでもない、こうでもないとつべこべ抜かし、うっとうしいヤツや、めんどくさいヤツじゃ、うざいっジジイめ!と専従スタッフから事あるごとに疎まれて、かのムンクの名画「叫び」の如く、耳ふさぎ、くちびるツンととがらせて、ひたすら耐え抜いたワシ。石の上にも三年じゃ。感慨ひとしお、じんとくる。さあ今年も、舌ぽう鋭く、狙いすました視覚・嗅覚・錯覚でガンガン攻めまくり、とよの労センに大波乱を巻き起こしたるぞい!以上、年頭挨拶おわり。
 さっそく本題じゃ。「とよのマル秘情報ファイル10」、今回はお茶大好きオヤジ、カタやんが「耕心茶を語る」の巻。2年にわたる潜入取材の末、ついにつかんだ衝撃の事実を暴露しよう。
が、その前に、とよの労センのオリジナルブランド、「ゆっくりと茶」について手短に説明させていただこう。そもそも「ゆっくりと茶」とは、5年前にとよの労センが販売を始めたお茶のことじゃ。なぜ、とよの労センが、お茶の販売を始めたか。そこには、障害者と健常者がともに働き、生き抜くための戦略があった。果たしてその戦略とは。
 1年を通して注文が途絶えない商品を選ぶ。軽くてコンパクトな形状で梱包や発送が簡単なもの。そんな商品があれば、きっと障害者と健常者が一緒に作業できる。」
そんな商品がお茶なのである。
続いては、「特徴あるお茶を見つけ出すこと。産地はどこ?いったいどんなお茶を売りたいのか?」
その答えは、「人に優しく自然にも優しいもの。無農薬であることは必須条件。誰もが知っていて、どこでも買えるというようなありふれたお茶ではなく、しかし、品質は抜群にいい。」
ベテランスタッフSさんによると、初め日本一の茶処、静岡のお茶を候補に考えたらしい。しかし出来ることなら、地元関西のお茶にしたいと欲をかいたものだから、お茶探しは迷走する。関西の銘茶といえば京都の宇治茶や滋賀の朝宮茶、少し遠方だが三重の伊勢茶も有力候補じゃった。新規に参入する以上、なによりもおいしいお茶でなくてはならぬ。もちろん特徴があり個性にあふれ、魅力バリバリのお茶でありたい。値段も手頃で、できることなら農薬は控えめ、肥料も化学肥料よりは有機肥料が望ましい…と、そんなお茶が簡単に見つかるはずもなく、なんと1年、2年と無情に時は過ぎ去っていった。
そんなある日、途方に暮れたSさんが、気まぐれに、たまたま偶然インターネットでヒットしたのが「人気の茶処ランキング」。なんと奈良県がベスト5だったか、ベスト10だったかにランクインしておった。
「奈良県か、それええやん。」Sさんは思った。そこで手あたりしだいに奈良のお茶を検索したSさんじゃが、やはり心ときめくお茶には出会えなかった。
「そうや、確か奈良の取引先がオリジナルのお茶を販売してはったわ。ひょっとして、もしかすると、そこに聞いたら糸口が見つかるかもしれへん…」。ダメもとでSさんは、取引先に問い合わせてみた。
ビンゴ!とよの労センの取引先が扱っていたお茶は、なんと無農薬。しかも化学肥料はもちろん有機肥料さえ使用しない自然栽培のお茶じゃった。
「自然栽培?それってどんなお茶?そもそも健一自然農園って、なんやのん???」
 さっそくSさんは、健一自然農園のホームページを開き、すみずみにまで目を通す。
「ここイケるんちゃう…」Sさんは思った。農園の代表者、伊川健一さんの若年ながら可能性に満ちた生き方に賭けてみようと決めた。人も鳥も虫も自然の中の一員であるという考え方から生まれるお茶。とよの労センの自然志向の考え方ともピタリと一致した。すぐに商品を買い求め、味を確かてみる。
 「イケる。」 2014年7月、ついに、とよの労センは、健一自然農園の春のほうじ茶と和紅茶ティーバッグの販売を始めた。お茶販売の構想から4年の歳月が流れていた。

 

 さらに2年後の2016年4月、今回のテーマ、「耕心茶」を発売。「耕心茶」は、煎茶、ほうじ茶、番茶など、だれもが知る日本茶とは一線を画しつつも、知る人ぞ知る謎のお茶として人気を博している。

 

 ゆっくりと茶のラインナップは、煎茶、ほうじ茶、春の番茶、和紅茶、そして、耕心茶の5種類。その中で、なぜ「耕心茶」なのか?その理由は、茶葉にある。

 写真A「耕心茶」(無農薬無肥料)

 

 この写真が、「耕心茶」の茶葉。茶葉というよりも、まるで木材チップじゃな。小枝や粉砕された幹の間に辛うじて茶葉が紛れておる。お茶と呼ぶにはあまりに見た目は漢方薬っぽい。あたかも布袋に詰めて煎じ薬用の土瓶でぐつぐつ煮込むイメージ。
実はこの「耕心茶」、もともとはどんなお茶かというと、健康で長生きするという意味のギリシャ語から生まれたマクロビオティック(長寿法・通称マクロビ)の考え方に基づくお茶である。マクロビ関係者は、このお茶を「三年番茶」と呼び、体を温める効果のある「陽性の飲み物」としている。製法に特徴があり、3年間育てた茶樹を幹ごと刈取り焙煎。さらに熟成させて完成させる。たいへん大雑把な言い方が許されるなら、「三年番茶」は、3年間、手間ひまかけたほうじ茶の大親分みたいなお茶と考えてもらうと理解していたがけるだろうか。身体を温めてくれるということで、女性の間では絶大な人気を博しておるそうじゃ。
 この「三年番茶」にヒントを得た伊川さんが、独自の製法で商品化したのが「三年晩茶」じゃ。その「三年晩茶」をとよの労センは、「耕心茶」という商品名で販売させてもらっておる。
ワシはこの「三年晩茶」=「耕心茶」が大好きじゃ。甘美なる魅力が、このお茶にはある。つまり「耕心茶」の本質は、愛なのじゃ。LOVEじゃ。♪愛、燦々と、この身に落ちて〜。
そもそも三年晩茶の頭文字の三という数字からしてパワーのかたまりじゃ。3と言えば、大ヒット曲「愛燦々」のサン。「愛燦々」の歌は、現在も日本歌謡界に燦然と輝き、絶賛されている。絶賛の賛もまた、サン(3)じゃ。サンのパワーは日本国内だけにとどまらぬぞ。地球の裏側、ブラジル。愛と情熱の踊り、サンバのサン。全世界で1年1度訪れるハッピークリスマス。やってくるのはサンタクロース。こちらもサン(3)。
 3のパワーを証明するものは他にもある。御三家のサンじゃ。80年代アイドル御三家、松田聖子さん、中森明菜さん、小泉今日子さん。この3人、いずれ劣らぬパワーの固まりじゃ。他にも三種の神器のサン。三三九度のサン。オリンピックのメダルの数も金銀銅の3つだけ。実に3には絶大なるパワーが秘められておる。
しかし、最強の3は、やはりこの数字じゃろう。背番号3、ミスタージャイアンツ、長嶋茂雄さんじゃ。地球上にこれ以上のパワーが存在するだろうか?
 ゆえに、三年晩茶(「耕心茶」)も、決して侮れぬ3のつくお茶ということで、この続きは後編のお楽しみじゃ。

 

次回予告
 次回は、三年晩茶の「耕心茶」のパワーの秘密と、お茶に込められた生産者、伊川健一さんの覚悟。さらに、そのお茶に魅せられたとよの労セン、それぞれの想いをご紹介しよう。ご期待ください。
 ちなみに、「耕心茶」の茶木は、3年間栽培され、薪火で焙煎される。その味は、淡麗甘口じゃ。

 

 3年間育てた茶木高さは2mを超す   木製チップのように粉砕され薪火で焙煎される

 

 

   薪火焙煎がうまさの秘密             We Love 耕心茶120g 760円


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